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ウィッグのお手入れの方法とは? カールウィッグのお手入れ方法も解説
今や、医療用やおしゃれ用、コスプレ用などさまざまな用途に使用されているウィッグ。「お気に入りのウィッグを購入したけれどお手入れはどうすればいいの?」と悩んでいる方はいませんか?
今回は、ウィッグのお手入れについて解説いたします。ブラシのかけ方やシャンプーの仕方など、基本的なことについても説明しますので、ウィッグの長持ちにぜひ参考にしてください。
気に入って購入したウィッグは、長く使っていきたいものです。ウィッグであっても、丁寧に地毛のように整える必要があります。ウィッグは、かぶった後はもちろんのこと、かぶる前もブラシをかけて、シャンプーをします。ウィッグの痛みをひどくしないためにも念入りに洗います。かぶる前にブラシをかけること意味を感じられない方もいるかもしれませんが、かぶる前にブラシをかけることで絡みを防ぐことにもつながります。
ウィッグにブラシをかけるときに使うものは目の粗いブラシがおすすめです。目の細かいブラシを使うより、ブラシ通りが滑らかになり、少ない抵抗でブラシをかけることができます。ウィッグには人毛で作られたものとファイバー(人工毛)で作られたものがあります。ファイバーのウィッグは安価に入手できるため、気軽におしゃれを楽しめるメリットがある反面、静電気が起きやすい特徴があります。ウィッグにブラシをかけるにはウィッグ専用の金属製ブラシを用意するのがいいでしょう。
ウィッグがちょっとでも絡まっているところを見つけたら、すぐにその絡まりをほどいてください。ウィッグが絡まったまま放置してしまうと、ますます絡みが取れにくくなってしまうからです。私たちは、日ごろ地毛をお手入れするとき毛根から毛先に向かって、上から下へブラシをかけます。しかし、ウィッグの場合は毛先から毛根に向かってブラシをかけるのがコツです。なぜなら、上からブラシをかけた場合絡みも下に向かっていくので上が絡まっている分、下の絡みも強くなってしまうという連鎖を防止するためです。ウィッグに上からブラシをかけることは絡みを悪化させてしまう原因にもつながるのです。
ブラシをかけるときにウィッグ専用のオイルスプレーを使うと、ウィッグの絡まりを防ぎ、乾燥を抑えて指通りを滑らかにしてくれます。ウィッグ専用のオイルスプレーは、いろいろな種類がありますので自分のウィッグの悩みに合ったものを選んでください。
ウィッグの保存方法についてですが、ロングウィッグはしまう前にまず机に置いてブラシをかけましょう。そして、頭に被る部分に紙を入れます。この紙は、購入したときにウィッグに入っていた紙でも構いません。髪全体を手でまとめて、ウィッグに保護用ネットを被せます。保護用ネットは両端を持って、ウィッグの頭から毛先の部分に向かって被せましょう。整えながら、保管用の袋に入れれば完了です。
ここからは、ウィッグのシャンプーの仕方について説明します。ウィッグをシャンプーするときはいきなり洗い始めるのではなく、洗う前にブラシをかけてくだし。こうすることで、ウィッグの汚れを落として絡みが取れます。
このときに使うシャンプーは、ウィッグ専用のシャンプーを使いましょう。なぜならウィッグ用ではない通常のシャンプーは頭皮の汚れを落とす目的であったり、キューティクルを保護する目的であったりして、ウィッグに不要な成分も数多く含まれています。しかし、ウィッグ専用のシャンプーは汚れを落とす目的であったり静電気を防止する目的であったりとウィッグに合わせて作られています。同じシャンプーといえども、役割が異なります。
ウィッグをシャンプーする順番として、まず洗面器にウィッグが浸る程度にぬるま湯を入れます。熱いお湯にしてしまうと、ウィッグが傷みますのでぬるま湯がいいでしょう。そして、水にシャンプーを数滴たらして混ぜます。そこに、ウィッグを入れて念入りに押し洗いをします。汚れが気になるからと、力を入れて洗わないようにしましょう。汚れが出てきたら水を入れ替えて、水の濁りが消えるまで押し洗いを続けます。汚れが取れたら、ウィッグをタオルに包んで水分を取ります。このときに強くこすってしまうとウィッグが傷む原因になりますので気をつけてください。
次に乾かす方法ですが、自然乾燥とドライヤーを使う方法があります。自然乾燥は、時間がかかってしまい匂いも出てきてしまうのでドライヤーで乾かすのがいいでしょう。ウィッグスタンドを使用してドライヤーを冷風にして乾かすことで、型崩れも起きづらくなります。
尚、人工毛のファイバーウィッグにはドライヤーは使わないようにしましょう。ファイバーウィッグの場合は、水分を取った後、冷風で少し乾かします。冷風で少し乾かしたら、半乾き状態で髪を整えてウィッグスタンドに固定します。それから日陰干しをしましょう。
ここからは、カールウィッグのお手入れ方法を解説します。「ボサボサになってしまったカールウィッグが本当に元に戻るのか?」と思うかもしれませんが、カールウィッグならではのお手入れのコツがありますので覚えておいてください。
カールウィッグのお手入れで使うものは、ウィッグ専用ブラシとウィッグスプレーです。まず、カールのまとまりに沿って毛束を少なめに手に取ります。その毛束から、ブラシを通るぐらいの分量を目安に毛束を少なくしていきましょう。そして、ブラシが通りやすくなるまで毛先から少しずつブラシをかけていきます。そのとき、カールが取れてしまいそうでブラシをかけることを躊躇するかもしれませんが、すぐには取れませんのでしっかりブラシをかけます。
次に、ブラシをかけた毛束を手でまとめて、毛先を持ってねじっていきます。毛束が全体的にねじれたら手に持っていた毛先を離しましょう。それから、カールした毛束を手のひらにのせて、次はもともとあったカールのくせに合わせて髪を指で巻いてください。根本までカールを巻けたら、ウィッグスプレーをしっかりと塗れるまで吹きかけます。
このときに、ウィッグスプレーを髪に染み込ませるように意識してください。最後に、整えた毛束が型崩れしないように丁寧に置きます。そして、自然乾燥させましょう。これを何度も繰り返して、ウィッグのカール全体をお手入れしていきます。
ウィッグのお手入れは手間がかかってしまいますが、その分、きちんとお手入れをすれば長くきれいな状態を保ってくれることでしょう。
ヘアサロン「Le・reve」では、ポイントウィッグが人気です。このほか、ヘッドスパや和装の着付けも行っております。ぜひお気軽にご来店ください。
Le・reve
電話番号 046-244-3345 住所 〒242-0017 神奈川県 大和市 大和東 1-9-11 営業時間 9:30~18:30
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今や、医療用やおしゃれ用、コスプレ用などさまざまな用途に使用されているウィッグ。「お気に入りのウィッグを購入したけれどお手入れはどうすればいいの?」と悩んでいる方はいませんか?
今回は、ウィッグのお手入れについて解説いたします。ブラシのかけ方やシャンプーの仕方など、基本的なことについても説明しますので、ウィッグの長持ちにぜひ参考にしてください。
1.ウィッグのお手入れについて
1-1.ウィッグにブラシをかける方法
気に入って購入したウィッグは、長く使っていきたいものです。ウィッグであっても、丁寧に地毛のように整える必要があります。ウィッグは、かぶった後はもちろんのこと、かぶる前もブラシをかけて、シャンプーをします。ウィッグの痛みをひどくしないためにも念入りに洗います。かぶる前にブラシをかけること意味を感じられない方もいるかもしれませんが、かぶる前にブラシをかけることで絡みを防ぐことにもつながります。
ウィッグにブラシをかけるときに使うものは目の粗いブラシがおすすめです。目の細かいブラシを使うより、ブラシ通りが滑らかになり、少ない抵抗でブラシをかけることができます。ウィッグには人毛で作られたものとファイバー(人工毛)で作られたものがあります。ファイバーのウィッグは安価に入手できるため、気軽におしゃれを楽しめるメリットがある反面、静電気が起きやすい特徴があります。ウィッグにブラシをかけるにはウィッグ専用の金属製ブラシを用意するのがいいでしょう。
ウィッグがちょっとでも絡まっているところを見つけたら、すぐにその絡まりをほどいてください。ウィッグが絡まったまま放置してしまうと、ますます絡みが取れにくくなってしまうからです。私たちは、日ごろ地毛をお手入れするとき毛根から毛先に向かって、上から下へブラシをかけます。しかし、ウィッグの場合は毛先から毛根に向かってブラシをかけるのがコツです。なぜなら、上からブラシをかけた場合絡みも下に向かっていくので上が絡まっている分、下の絡みも強くなってしまうという連鎖を防止するためです。ウィッグに上からブラシをかけることは絡みを悪化させてしまう原因にもつながるのです。
ブラシをかけるときにウィッグ専用のオイルスプレーを使うと、ウィッグの絡まりを防ぎ、乾燥を抑えて指通りを滑らかにしてくれます。ウィッグ専用のオイルスプレーは、いろいろな種類がありますので自分のウィッグの悩みに合ったものを選んでください。
ウィッグの保存方法についてですが、ロングウィッグはしまう前にまず机に置いてブラシをかけましょう。そして、頭に被る部分に紙を入れます。この紙は、購入したときにウィッグに入っていた紙でも構いません。髪全体を手でまとめて、ウィッグに保護用ネットを被せます。保護用ネットは両端を持って、ウィッグの頭から毛先の部分に向かって被せましょう。整えながら、保管用の袋に入れれば完了です。
1-2.ウィッグのシャンプーの仕方
ここからは、ウィッグのシャンプーの仕方について説明します。ウィッグをシャンプーするときはいきなり洗い始めるのではなく、洗う前にブラシをかけてくだし。こうすることで、ウィッグの汚れを落として絡みが取れます。
このときに使うシャンプーは、ウィッグ専用のシャンプーを使いましょう。なぜならウィッグ用ではない通常のシャンプーは頭皮の汚れを落とす目的であったり、キューティクルを保護する目的であったりして、ウィッグに不要な成分も数多く含まれています。しかし、ウィッグ専用のシャンプーは汚れを落とす目的であったり静電気を防止する目的であったりとウィッグに合わせて作られています。同じシャンプーといえども、役割が異なります。
ウィッグをシャンプーする順番として、まず洗面器にウィッグが浸る程度にぬるま湯を入れます。熱いお湯にしてしまうと、ウィッグが傷みますのでぬるま湯がいいでしょう。そして、水にシャンプーを数滴たらして混ぜます。そこに、ウィッグを入れて念入りに押し洗いをします。汚れが気になるからと、力を入れて洗わないようにしましょう。汚れが出てきたら水を入れ替えて、水の濁りが消えるまで押し洗いを続けます。汚れが取れたら、ウィッグをタオルに包んで水分を取ります。このときに強くこすってしまうとウィッグが傷む原因になりますので気をつけてください。
次に乾かす方法ですが、自然乾燥とドライヤーを使う方法があります。自然乾燥は、時間がかかってしまい匂いも出てきてしまうのでドライヤーで乾かすのがいいでしょう。ウィッグスタンドを使用してドライヤーを冷風にして乾かすことで、型崩れも起きづらくなります。
尚、人工毛のファイバーウィッグにはドライヤーは使わないようにしましょう。ファイバーウィッグの場合は、水分を取った後、冷風で少し乾かします。冷風で少し乾かしたら、半乾き状態で髪を整えてウィッグスタンドに固定します。それから日陰干しをしましょう。
2.カールウィッグのお手入れ方法
ここからは、カールウィッグのお手入れ方法を解説します。「ボサボサになってしまったカールウィッグが本当に元に戻るのか?」と思うかもしれませんが、カールウィッグならではのお手入れのコツがありますので覚えておいてください。
カールウィッグのお手入れで使うものは、ウィッグ専用ブラシとウィッグスプレーです。まず、カールのまとまりに沿って毛束を少なめに手に取ります。その毛束から、ブラシを通るぐらいの分量を目安に毛束を少なくしていきましょう。そして、ブラシが通りやすくなるまで毛先から少しずつブラシをかけていきます。そのとき、カールが取れてしまいそうでブラシをかけることを躊躇するかもしれませんが、すぐには取れませんのでしっかりブラシをかけます。
次に、ブラシをかけた毛束を手でまとめて、毛先を持ってねじっていきます。毛束が全体的にねじれたら手に持っていた毛先を離しましょう。それから、カールした毛束を手のひらにのせて、次はもともとあったカールのくせに合わせて髪を指で巻いてください。根本までカールを巻けたら、ウィッグスプレーをしっかりと塗れるまで吹きかけます。
このときに、ウィッグスプレーを髪に染み込ませるように意識してください。最後に、整えた毛束が型崩れしないように丁寧に置きます。そして、自然乾燥させましょう。これを何度も繰り返して、ウィッグのカール全体をお手入れしていきます。
3.まとめ
ウィッグのお手入れは手間がかかってしまいますが、その分、きちんとお手入れをすれば長くきれいな状態を保ってくれることでしょう。
ヘアサロン「Le・reve」では、ポイントウィッグが人気です。このほか、ヘッドスパや和装の着付けも行っております。ぜひお気軽にご来店ください。
Le・reve
電話番号 046-244-3345
住所 〒242-0017 神奈川県 大和市 大和東 1-9-11
営業時間 9:30~18:30